STORY
ストーリー
広々とした敷地に建つ二世帯住宅。しかし建築前は雑木林で使われていない敷地だった。その土地に建築するためには各種許可などが必要になり、設計にも知識が求められた。建物は真南に向けられていて、冬は太陽光を室内に取り入れ夏は入らないような設計になっている。そのため二世帯でありながら省エネを実現。「永く幸せに暮らせる」をコンセプトに建てられた家は、フロアで世帯を分けてそれぞれのキッチンやお風呂を設け「気を使わないで生活」が出来るようにした。性能も高気密高断熱と耐震等級3が標準仕様なのがうれしい。また、独自の全館空調を設計して、ランニングコストや機器の取替費も削減するなどの工夫もされている。60年以上変わらない性能が維持できる。
お客様の一言
土地は所有していたのですが、給排水もないし、森みたいになっているし、どうしたら家が建てられるのかが分からなくて「無理かもしれない」と思いながら『インザホーム』さんへ相談に行きました。難しい敷地でしたが何とかなるかもしれないとの事でプランをお願いして理想的に近い間取りを提案してもらいました。丁寧に私たちの要望を聴いてくれたからだと思います。これから家を建てる方は営業マンではなく建築士に相談すると良いと思います。どんな建築士でも良い訳ではありません。法律や申請や工事の事も分かっている人が良いと思います。性能とデザインと暮らしやすさと予算と・・・とバランスよく家づくりが出来たと思います。
POINT
こだわりのポイント
-
二階リビングは明るい色使いのインテリア。真南の大きな窓から光が入り開放感を感じる
-
手元がみえないようにしたキッチン。キッチンが主張しないようにスッキリとさせたかったので腰壁も白色にした
-
ホワイトのキッチンが奥さまのこだわり。ナチュラルテイストでまとめた
-
下屋は夏の日射が入らないので省エネに。デッキは耐久性のあるアマゾンジャラを使用
-
木目の外装を軒天井と玄関ドアの色に合わせスッキリと
-
左右で分かれている玄関収納は世帯別で使い分けられるように
-
施主さんに合わせて設計した造作カウンターの書斎
-
一階は親世帯。アンティークなイメージでまとめた
-
ダイニングはアンティーク梁にペンダント照明を取り付けた
-
親世帯が使いやすいキッチン。収納やキッチンの高さなど使う人に合わせられている
-
洗面脱衣室。造作洗面台と収納棚を使いやすく設計
-
一階には個室が3部屋。生活パターンが世帯に合わせた設計に
-
洗面所と物干し室を一緒にして家事効率を上げた
-
丁寧なヒアリングで家事を効率的にする収納設計を実現
-
ご主人の趣味室はシアタールームに。リビングとの雰囲気を変えている
-
子どもとのコミュニケーションも大切にしたいという想いから、子ども室はリビングに面した設計に
-
淡い色の室内ドアをつかってアクセントにしている
-
二世帯住宅の外観。真南を向ける事で夏の日射を遮り、冬の日射を取り込む設計