こんにちは川下です
欠陥住宅と聞くと雨漏れとか、ビー玉を床に置くと転がるとか・・・想像しませんか?そして手抜き工事を行って欠陥住宅になったと考えると思います
私はインザホームに就職していろんな事を知りました。まず、家づくりは奥が深くて難しい・・・あっちが納まるとこっちが納まらない・・・とか細かい事が多々出てきます。簡単にやっているようで裏でかなり悩んでいます。しかし、簡単にやっている会社もあります。それはスキルがあるからではなく、適当に造っているからと知りました。真面目に良い家を造ろうと思うと営業マンの描いた間取りでは地震に強い家は建たないしデザインだけに、こだわれば性能に支障が出る事もある。それでも営業マンは「大丈夫ですよ~」なんて言うし・・・
家づくりは一生に一回の大きな買い物なのに闇が深い。建築士にお願いしたら良いかというと残念ながら知識のない建築士も沢山いる。知識のない一級建築士もいれば知識のある二級建築士もいるし・・・ものすごく知識のある一級建築士もいるし、さて「誰を信じたらいい???」
今の私なら誰に家づくりをお願いしたら良いか分かるけど、20年前の私は分からなかった。だから「地元の会社だし、建築条件付きだし、きっと大丈夫!」と自分を安心させて決断しました。それが大きな間違いで「悪意の無い欠陥住宅」を購入してしまいました
「悪意の無い欠陥住宅」とは、ただ住宅会社に知識が無く建て方を知らないだけ。欠陥住宅を建ててやろうなんて微塵も思っていません。知らないから仕方ないよねって施主は言えません、本来は施主も正しい建て方を知らないので悪意の無い欠陥住宅に気付く事は無いんですけどね。知ってしまった私は可哀想