バルコニーで住宅会社の技術が分かる!
バルコニーは必要なければ付けない方がイイです。
なぜなら、正しく設計・施工出来ている会社は
とても少ないからです。
例えば、写真の様にバルコニーの下に部屋がある場合
部屋からの暖気や湿気が上昇して
バルコニーの床下に溜まります。
冬に冷たい空気と温かい湿度のある空気が接したら
そこで結露をしてしまいます。
結露をすると家が腐ります!
ネットから拾ってきたのですが・・・・こうなります。
そうならない為には
バルコニーの床下も通気しなければなりません。
これってなかなか難しい事なのです。
そして面倒なのです。
現場監督や設計が職人さんに「こうやって欲しい」と現場で指示しないと
絶対にやってくれません。
職人さん任せでは無理です。
具体的にどんな技術なのか?
具体的にはどうやるのかというと
バルコニーの床は水勾配をつけます。
2重に床を組むことになるので、そこを通気させます。
赤丸には隙間を付けて
青線が通気のイメージ
袖壁にもスリットを入れて、断熱材の入っていない壁も
同時に通気させます。
排水溝にも穴を空けて空気を流します。
この上にもう一回、板を張って溝を造ります。
見積もりをみても分からないのが技術
これだけでは、まだ不完全ですのでマネしても出来ません。
この様な見えない部分って家の耐久性にすごく関わってきます。
材料や手間はそんなにお金は掛かっていません。
これは知識や技術なのです。
見積もり金額には反映されにくいし、分かりにくい工事です。
でも、とても重要な事なので
バルコニーをご希望の方は結露に注意してください。