冬になると結露します。
外気と室内の温度差があると結露しやすいです。
その結露水を放置するとカビが生えます。
窓の様にみえる部分であれば拭く事ができますが
壁の中やクローゼットでは結露しているかどうかも分かりません。
カビが出ると
服や布団が痛むし、吸い込むと健康被害も出ます。
これから家を建てる方はどうしたらいいのか?
いくつか気を付ける事があります。
①温度差がなくなるように断熱を考える
②押し入れやクローゼットの中に換気扇を付ける
③家の空気が対流するような間取り・換気扇にする
④換気をして汚れた空気や不必要な湿度を外に出す
⑤室内の湿度を50~60%にする
⑥家の気密(壁や床などの隙間)をしっかりする
⑦室内の湿度を外に出すように設計する
⑧窓廻りの結露対策をする
⑨外壁の通気層と屋根の通気層を連続させる
⑩灯油ストーブやガスファンヒーターなどは使わない(燃えると水が出ます)
まだ色々な対策があります。
壁や屋根の通気層が出来ていないと
家自体が腐ってしまいます。
(このような換気部材が無いから腐る)
断熱や気密と同じぐらい大切な事なのですが
通気層の事を言っている会社はあまりありません。
これらのほとんどは、新築時の設計・施工で解決できます。
もし、リフォームで同じような性能を出そうと思うと
1000万円以上の費用が必要になりますし、
工事の難易度もかなり上がります。
だから、中古物件で高性能リフォームをする場合は
住宅会社の能力が必要になるのでご注意ください。
すごく大変で面倒なので、
正直に言うとやりたく無い工事です。
それぐらい難しいです。
新築時にはカビはあまり出ません。
正確に言うと出ているのですが、目に見えません。
目に見えるようになるには数年かかります。
その時にはかなり手遅れなのです。
詳しくは無料相談でもお伝えしていますので
お申込みください。