コラム

Column

2022.10.17

敷地を観に行った時にイメージする

設計前に敷地を観に行きます。

廻りの家や環境

電線や電柱(空中の電線は工事に支障があります)

敷地の高低差

境界の確認

造成工事の状況

 

まあ、観るところが色々とあります。

土地によって違うので伝えにくいのです。

 

この写真は、敷地購入前に観に行った時のものです。

 

 

平坦な敷地に観えますが

門扉があり、階段を上がって玄関まで上がる

道路面のブロックが3段積みしてある

 

この辺りを観ると道路からの高低差が

60㎝以上あるんだろうなって分かります。

 

この高低差を写真の様にブロックを積んで敷地を上げる事で

家は建てやすくなりますが、造成工事の費用がかかりますし

ブロックが汚れて見栄えが悪くなりますね。

 

解体したらこうなります。

フラットにみえますね。

実施はしっかりと高低差があります。

この状態で高さを測量します。

 

 

完成はこうなります。

基礎を高くすることで

建物で土留めをしています。

 

外構は、シンプルで汚れにくく、手間がかからないようにしました。

駐車場の高さ

玄関ポーチの高さ

階段の高さ

奥のお庭の高さ

 

高低差の設計は、建築士でも難しい部分になります。

だから、敷地を観に行って測量をします。

 

何となくイメージした設計を

測量の数値に直していく訳です。

 

お庭の水はけはトラブルになるとお金が掛かりますので

しっかりと確認したいですね。

 

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