こんにちは、前田です。
設計をするときには敷地を観に行きます。
隣接する家の向きやデザイン
高低差
道路状況
陽当たり
みるべき事は沢山あります。
この状態で敷地を観に行き、家をイメージします。
この敷地は道路が真北です。
3方が家に囲まれているので、南側は家があります。
高低差が1.1m
紙の上でプランをしながら
色々とイメージしていき、
この敷地状態でも完成した姿はイメージできています。
そのイメージで工事のやり方や納まりなどを考えます。
これってとても重要で考えないと金額が上がります。
で、完成はこうなります。
建物を深基礎にして造成費を削減
1.1mの高低差は階段で上がるしかないのですが
少し広めに階段を設計して、土留めの造成費を削減
北側なので窓は無くていい(お客様のご要望で1つ付けました)
合わせてデザイン上、配管や換気扇などは北面には出さない
中庭と吹き抜けをつくり
南側に家があっても陽当たりがよくなるようにする。
その吹き抜けに階段を設ける事でインテリアを豊かにする
敷地や周りの環境を考えて
お客様のご要望と予算で
家のカタチって変わっていきます。
プラン集では絶対に叶わない住まいになります。
これらを考える事でコストもカットできます。