こんにちは、前田です。
今回は構造検討の一つ
部材についてお伝えします。
上棟している現場って他社であっても気になります。
車で走っていても一瞬目に入ります。
まあ、その一瞬だから正確ではありませんが
「その梁、細くない?」って思う事があります。
写真はインザホームの上棟です。
構造計算した耐震等級3の家です。
前回、壁の話をしましたが
壁が強くても、それを支える梁が細いと
家の強度はガタ落ちします。
建物にかかる荷重は
積雪荷重
固定荷重
鉛直荷重
積載荷重
これらの加重が家の骨組みである柱や梁に掛かります。
その他に外力
台風・地震などの水平荷重
建物が揺れると柱が傾き梁を下方向へ押し下げます。
梁がたわむ事で建物の変形量が大きくなるので
梁を大きくするか、その下に柱・壁を設ける必要があります。
これも、プランをしているときに
頭の中で考えています。
梁を大きくしたらその分のコストは上がります。
間取りで解決できないのかを検討しています。
プランの段階で地震に強くなるのかは決まるかもしれません。
建築知識の無い営業マンが間取り描いている会社もあります。
怖いですね