こんにちは、前田です。
色々な材料や商品が値上がりしていきます。
最近、値上がりしたばかりの商品も
4月にも値上がりするという情報も・・・
商品ばかりではなく
搬入や施工費も上がっています。
違った見方をすると
これまでの価格が安すぎたのかもしれません。
例えば、ウッドショックの場合では
木材価格が安すぎて、日本の林業が衰退していきました。
だから、木材を海外から輸入して需要と供給のバランスを保ってきました。
国産材や地元の木材は外国の材料と比べると高額なので
高級住宅に使われるようなイメージになりました。
日本の商品や材料はこれまでは安すぎたのかもしれません。
世界的にみると
日本の物価や労働賃金は安いので、外国の製品を日本で造るようになるかもしれないです。
少しでも安く手に入れたいと誰もが思います。
それを住宅に当てはめると、どうなるでしょうか？
1日仕事して18000円の大工さんと36000円の大工さん
どちらの大工さんに家を建ててもらいたいですか？
多くの方は36000円の大工に我が家をお願いしたいと思うはずです。
36000円の大工になるには、それなりの経験が必要です。
丁寧な仕事も、道具も、技術も、知識も・・・・
それぞれ習得するのには、時間がかかり、お金もかかっています。
それを購入していると考えているから、選んでいるのだと思います。
逆に安いならそれなりの理由があります。
あなたの会社でも同様ではないでしょうか？
仕事のできる人が給料が高いですよね。
そして、その給料は毎年上がります。
より価値のある仕事を任せられたり、部署のリーダーになったり
資格を取得したり、売り上げで歩合が上がったり・・・
それが給料の高い理由になります。
それらが出来ているのに、今年は値引きしますってなるとどうなるでしょう？
たぶん、仕事のやる気は無くなりますし
売り上げも下がりますし、品質もさがるでしょう。
それって、住宅業界で働く人も同じです。
この2つを覚えておいてください。
物価が上がっているので住宅価格もあがります。
安いのにはそれなりの理由があります。