高機密・高断熱

床断熱と基礎断熱はどちらがいいの? 基礎断熱のメリット・デメリット 内側に断熱材を張る場合

  • 2022.03.11
  • 2分で読めます

こんにちは、前田です。

 

今回は基礎断熱の内側に断熱を張るパターンについてです。

多くの会社が採用しているパターンです。

 

インザホームでもお風呂と洗面所は基礎断熱をしています。

配管のメンテナンスをしやすくするためです。

 

基礎断熱は気密が取りやすいです。

基礎の立ち上がり部分のみに気密処理をするので

床断熱に比べ面積がすくないからです。

 

大引きの隙間や基礎パッキン部分から冷気が入りやすいので

それらを全て処理しなければなりません。

気密はしたけど、断熱は出来ていないことがあると温度差で結露します。

 

目視しにくい部分の処理になるので

結露してても気が付かない事も多いです。

 

床下の基礎部分も室内と同じ環境になるので床下も温かいです。

その特性を利用して床下エアコンと併用される事もあります。

 

(今回は断熱についてなので床下エアコンについてはお話しません)

 

基礎断熱で注意しなければならないのは

この地域ならシロアリにつていです。

 

基礎から侵入したシロアリが柱を上るのに蟻道をつくります。

これはシロアリが安全に通る道です。

ここに断熱材があるので蟻道がなくても登れるわけです。

だから、家の周りを綺麗にして蟻が来ない環境にしないといけないです。

 

絶対に蟻が来るわけじゃないので誤解しないでください。

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