こんにちは、前田です。
私はなるべく吹き抜けを造りたいと思っています。
お客様のご要望や予算や環境などにもよりますので
毎回、吹き抜けをつくる訳ではありませんが
吹き抜けの意味をお伝えします。
よく質問があるのが
どこかの住宅会社から聞いているのだと思いますが・・・・
「吹き抜けは寒くなる」
「吹き抜けは地震に弱くなる」
これって、住宅会社が言っているのであれば
「吹き抜けの家を設計・施工する技術がない」
と言っているのと同じ事です。
ここから吹き抜けを造る意味です。
吹き抜けは1階と2階をつなぐ空間になります。
つまり空気がつながっている訳です。
家の空気が対流しやすい構造なので、
全館空調にはとても適しています。
もし、冬に寒いと感じるのなら断熱と気密が悪いし
吹き抜けからの太陽光がしっかりと部屋に入ってないわけです。
夏に暑いと感じるのなら、日射遮蔽が出来ていないのです。
家の配置や周りの環境にも関係してきますので
そこがクリアできていたら吹き抜け考えてみてください。
次に
地震に弱いって事です。
構造の知識があったら地震に強い家に出来ます。
しかし、ネットでも間取りみただけで
ヤバイって思う吹き抜けあります。
間取りだけで分かるんです。
それぐらいヤバイって事ですよ。
もし、今
住宅会社で間取りを描いてもらっていたら
それが地震に強い家なのかを無料で判断しますよ。
営業マンやパートさんが間取り描いている会社もあります。
建築士だからって構造知っている訳ではなく
知らない人の方が多いです。
そういう業界なんです。
本当に間取りの査定を無料でしますのでお持ち下さい。
営業もしないし、インザホームで建てなくてもいいです。
もし、地震で家が倒壊してしまったら
財産がなくなりますし、場合によっては命も無くなります。
家づくりは3つを最低限守ってください。
生命・財産・健康