こんにちは、前田です。
床面の断熱は床断熱と基礎断熱の2種類があります。
インザホームでは床断熱を採用しています。
土台・大引きを組んだら
この四角に断熱材をはめ込みます。
施工が正確なので、ピッタリはまります。
この上に床合板を張ります。
床の下面で断熱をするので床断熱と言います。
インザホームでは、一部を基礎断熱にしています。
お風呂・洗面所を基礎断熱にする事で
配管のメンテナンスがしやすくなります。
これを家全体に施工したら基礎断熱になります。
なぜ床断熱にしているのか?
色々な理由があります。
今回は簡単に2つお伝えします。
①
この地域ならではですが
基礎断熱では、シロアリ対策が難しいからです。
シロアリって小さな隙間から入ってきます。
それは、配管の隙間でも
コンクリートの隙間でも
どこからでも入ってきます。
その侵入口に断熱材があるので
どこにシロアリがいるのか見つけにくくなります。
②
床下の温かい空気を使いたい
冬でも床下は15度ぐらいあります。
床下から吸気したら冬でも7度ぐらい空気を温めたらいいので
とても省エネになります。
ちなみに夏は25度ぐらいになりますので
ほぼ冷房ぐらいの温度です。
設計次第で省エネ住宅は出来ます。
これは省エネだけじゃなくて
メンテナンスコスト・ランニングコストも同様です。
また、災害にも耐えられる家しておけば
家の建替えや補修などの大きなお金が損失されることはありません。
色々な会社が自社が有利になる情報を発信しています。
でも、本質ってそんなに沢山ないと思うんです。
どんな工法や材料をつかっても
2つだけは意識して欲しいです。
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