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2021.11.04

【断熱性・窓について】 コスパよく家づくりをするには?

こんにちは、前田です。

 

前回は、断熱材についてお話しました。

愛知県は比較的温暖な地域なので、断熱材の厚みを北海道仕様にする必要はないです。

予算があればやっても良いと思います。

コスパよく家づくりをするには、断熱材の厚みだけに依存してはいけません。

 

さて、今回は窓についてお話します。

窓から熱が出入りしているので、

窓の強化をすると快適になると言われています。

 

窓で性能がよいのがYKKのAPW430の樹脂サッシ

でも結構高額

 

 

LIXILのサッシは外がアルミで耐久性があり

内側が樹脂で断熱性能をあげた

サーモスX

 

そして、トリプルガラスにすると更に性能が上がります。

 

今ではペアガラスは当たり前になりましたが

20年ぐらい前ではまだ一般的ではなかったです。

 

あらにガラスの間にガスを入れる事も出来ます。

アルゴンガスとクリプトンガスが一般的で

クリプトンガスの方が高いです。

 

さて、これもどれを選んだらいいのか?分かりませんよね

性能がイイのは高額です。

家づくりには予算があります。

 

では、どれくらいで元が取れるのか?

窓だけを変えた場合のUA値と電機料金が分かれば

どれくらいで元がとれるのか

つまりコスパが分かります。

 

 

窓の金額は建物プランによって変わります。

窓の大きさ・数・種類など違いますから

実際の金額とは違いますのでご注意ください。

 

一例として、35坪ぐらいの2階建

窓の仕様だけを変えて、UA値・金額

一次消費エネルギーを計算して電気代に換算します。

 

 

【標準仕様】

LIXILのサーモスX ペアガラス(アルゴンガス入り)

この仕様を基準としてお伝えします。

UA値0.46(HEAT20 G2)

金額は75万円

もちろん、性能を上げる事ができます。

 

 

①サーモスX  トリプルガラス(アルゴンガス入り)

ガラスのみを3枚にしてみました。

UA値0.45

金額は100万円(25万円UP)

電気代はほとんど変わりません。

 

 

②YKK APW430 樹脂サッシ トリプルガラス(アルゴンガス入り)

本州で一般的に採用している国産樹脂サッシで高性能になります。

UA値0.42

金額は125万円(50万円UP)

電気代は年間で3200円ぐらい安くなります。

50万円÷3200円を計算すると

元をとるのに156年かかる計算になります。

 

 

愛知県での計算になりますので、

寒い地域になればもっと電気代の差が出ると思いますので

50万円高くても元がとれるかもしれません。

今回の計算結果ではコスパ悪かったです。

 

これが根拠となって

インザホームの標準仕様が決まっています。

 

それでも、樹脂サッシにする価値があると判断したら

採用していただいていいと思います。

私も数値を上げるのは大好きですから・・・・。

 

まとめます!

窓から熱が多く逃げているので

窓の強化をすると効果的ではありますが

愛知県の場合、思ったほど電気代は安くなりませんでした。

 

窓とは別のところでも

工夫は必要だと言う事になります。

 

それをやっているのがインザホームです。

お客様の電気代がその証明です。

 

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