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土に接する部分の鉄筋かぶり厚 

  • 2021.04.22
  • 1分で読めます

こんにちは、前田です。

 

鉄筋には「かぶり厚」と言うのがあります。

部位によってその厚みは変わります。

 

で、かぶり厚とは?

鉄筋の外側からコンクリート面までの距離です。

土に接する部分のかぶり厚は60mm以上になっています。

インザホームでは70mmです。

 

下にプラスティック板があり

ブロックがめり込まないようにしています。

 

めり込んだらかぶり厚が少なくなりますので

こういった細かい配慮があると良いですね。

 

 

そもそもなぜ「かぶり厚」が必要なのか?

鉄筋が錆びないようにしたいからです。

 

基礎は鉄筋コンクリート造です。

コンクリートは圧縮力

鉄筋は引張力

それぞれに力を発揮しています。

 

もし、鉄筋が錆びたらどうなるのか?

鉄筋は膨張してコンクリートが剥がれます。

 

こうなります。

しかも土の中なので、どうなっているのか分かりません。

構造計算しても工事がしっかり出来なければ意味が無いですよ。

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