こんにちは、前田です。
地震が起こり、家が倒壊することは今の基準ではほぼ無いと思います。
倒壊しないとはどのような状態なのか?
これは倒壊しています。
室内に人がいたら命はありません。
これは建築基準法の耐震等級1なので違法ではありません。
家がつぶれていないので、逃げる時間があります。
でも、住み続ける事は出来ません。
解体して、新しく家を建てるには沢山の費用が必要です。
では、被災した人が次に建てる家はどんな家なのかと言うと
耐震等級3の家です。
だったら、最初から耐震等級3の家にしたらと思います。
被災すると避難所に行くことになります。
実はそこでも2次災害があります。
ウイルスの感染症
冬なら寒さで体調を崩す
狭い場所でのストレス
衛生面の悪さ
特にコロナなどの感染症は命の危険も伴います。
避難所でソーシャルディスタンスを確保できるかと言うと難しいでしょう。
住まいをしっかりと考える事は
命と財産と健康を守る事と同じです。
そう考えると、耐震だけでは足りません。
断熱・気密・換気が現在の技術で高レベルでなければいけません。
安いから、デザインがいいから、建築家だから、会社の知名度があるから・・・
それでもいいけど、住宅の基本性能が高いレベルになっていますか?