こんにちは、前田です。
省エネを考えた時、冷暖房効果についてはよく言われます。
断熱の厚さ・種類
熱交換換気扇
全館空調
この冷暖房と同じぐらいエネルギー消費が大きいのが給湯です。
1年間の消費エネルギーのうち
暖房24%ぐらい
冷房4%ぐらい
給湯25%ぐらい
お湯は結構なエネルギーを使うのです。
下の表が給湯一次エネルギー消費です。
その給湯設備がどれくらいエネルギーを消費しているのかが分かります。
ガス・・・30083MJ
灯油・・・27074MJ
電気・・・20413MJ
(MJはメガジュールといいます)
電気の方が効率がいいですね。
電気代を計算すると、オール電化にする場合とガスを併用する場合では
電気の方が年間6~7万円安くなります。
お湯の設備設計をすると省エネになります。
お湯と空気が混ざるような水栓にするのは有効です。
特にお風呂のシャワーは使うお湯の量が多いので水栓が金額上がっても元は取れると思います。
浴槽に溜まったお湯を積極的に使って、シャワーは最後に使うとか
使い方でも省エネになりますよ。
電気を熱源にしたら省エネになるわけではありません。
電熱線を温めるような設備(電気湯沸かし器)はものすごく電気代上がります。
分かりやすく言えば、
電気ポットは、エネルギーを沢山使います。
細かいところでは、トイレの便座も同じです。
設備設計も重要ですよ。