設計

建物を南に向ける事と窓の意味

  • 2021.01.13
  • 2分で読めます

こんにちは、前田です。

 

これから土地を探す方は、なるべく日当たりの良い場所を選んでください。

土地が広ければ、建物を南側に向けると良いです。

 

冬に晴れていれば、窓から日射が入り

室内が温かくなります。

 

吐き出しの窓1つで約600Wの熱量があると言われています。

 

分かりやすく言うとコタツ1台分の暖房器具になります。

 

 

家が完全に南側を向ける事が出来ればいいですが

ほとんどの場合、真南は向けられません。

 

 

その場合に考える事は、夏の日射遮蔽です。

冬には有難い太陽光も夏では室温を上げる事になります。

 

 

だから、庇や下屋などで窓を日陰にするか

 

シャッターや外部ブランドで日射を遮る必要があります。

 

 

窓は南側になるべく多く計画したいです。

ただし、日射遮蔽も考えないと高断熱住宅の場合

夏の室温上昇になりますので注意が必要です。

 

 

と言う訳で

もし、建物が南を向けられるのなら

私は配置を真南にして設計しています。

現場では、測量士さんに建物位置を出してもらって正確に南にしています。

 

 

それでも、道路や境界に平行で配置して欲しいと言われたら

それでも快適に暮らせるように設計をしています。

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