こんにちは、前田です。
地震に強い家と言うと
〇〇工法とか鉄骨造とかそんな営業トークを聞きますが
それって、ほとんどの場合が基礎から上の部分です。
台風や地震の外力を地面に流す為には基礎はとても重要です。
だから、基礎を見極められると本当に地震に強い家が分かります。
まずは、インザホームで建てている基礎をご覧ください。
今月の施工現場の写真です。
赤丸の部分に地中梁が入っています。
青で囲まれた部分が一つの構造ブロックになります。
この様に、地中梁や立上り基礎によって
囲まれた部分=構造ブロックがいくつか集まって家になります。
だから、凸凹した壁になっている間取りや
地中梁や立上り基礎で区画されていない基礎では
地震に強いとは言えません。
ネットで拾ってきた画像です。
写真で見る限り、構造ブロックは考えられていません。
だから、配筋も全部同じです。
大きな地震や台風が起こらなければ問題ないでしょう。
でもそれって、ただのラッキーです。
じゃ、大きな地震がきたらどうなるの?
倒壊してつぶれる事は無いと思いますが
住み続ける事は出来ないです。
見えない部分はとても重要です。
これって、間取りを考える時から影響しているのです。
建築の知識の無い営業マンが
間取り好きな主婦が考えた
建築士でも構造を知らない人が考えた
そんな間取りは、このような基礎になりやすいです。
構造計算をするから大丈夫って事ではないです。
お化粧するから肌の手入れしなくても大丈夫ってならないですよね。
本当に良い家を手に入れてください。