こんにちは、前田です。
暑い夏ですね。
外気温は40度を超えています。
殺人的な暑さです。
これだけ暑いと断熱性能を上げて快適に過ごしたいと思います。
これをリフォームでやるとすごいお金掛かりますが
新築時ならそれほどお金がかからずにできる事があります。
今回は、新築時に予算を少なくて効果がある断熱性能の上げ方をお伝えします。
まずは、愛知県は温暖な地域になります。
冬も雪は1・2回積もるか積もらないか・・・・数センチですけどね。
逆に夏は40度を超える暑さです。
ですから、太陽が当たる部分の断熱を優先すると良いです。
つまり、屋根の断熱
写真は吹付断熱です。
厚みを厚くしてください。
10㎝が標準なら15㎝にするとかなり変わります。
新築時なら厚みが1.5倍になっても金額は1.5倍にはなりません。
たぶん、あなたが思っているより安いです。
屋根の断熱は、夏の日射による熱の流入を防ぐのです。
もちろん、20㎝とか30㎝とか厚くしたらその分の効果はありますが、
天井などの納まりに関係したり、
階高を高くしたりと
見えない部分で金額が上がるので注意が必要です。
次にオススメなのはガラスです。
今ではガラスが2枚のペアガラスは普通です。
20年前は普通じゃなかったですけどね。
そのガラスの間にガスを入れます。
アルゴンガス・クリプトンガスです。
アルゴンの方が安いです。
もちろん、高いクリプトンの方が断熱効果が高いです。
もう少し余裕があれば、ガラスを3枚にすると更に断熱効果が高くなります。
更に予算があれば樹脂サッシにしたり、壁の断熱をダブル断熱で厚くしたり・・と
やり方は色々ありますが、これらは高額になります。
断熱の数値である U値は北海道仕様ぐらい良くなりますが
温暖な愛知県とは事情が違うので、コスパの良い断熱設計をした方が良いと思います。