こんにちは、前田です。
このジメジメした季節はシロアリの被害も増え始めます。
新築の時に防蟻材を塗布してシロアリ予防をしますが
それも、保証は5年です。
それ以降は、定期的にシロアリの薬を散布しないといけないのが一般的です。
新築の時にやったから大丈夫って事ではないのです。
せっかく耐震や断熱の良い家を建てても
シロアリ被害にあったら意味がありません。
じゃ、薬を定期的にまき続けないといけないの?
それもコストが掛かりますね。
一生で10回以上の散布をしないといけません。
どうにかならないもでしょうか?
インザホームの家はシロアリの薬は必要ありません。
なぜなら・・・・
床下から吸気しているので、いつも風が通り抜けています。
シロアリは湿度に寄ってきます。
その湿度が風で乾いてしまうので、シロアリが寄ってくる条件がないのです。
なるべくランニングコストを下げるように設計しています。
ただし、どこの住宅会社でも出来る訳ではありません。
少なくとも気密のC値が0.5以下の高気密でなければ
床下からの換気は出来ないです。
どれくらいのレベルかと言うと
床下点検口を空けた時に
これです ↓
扇風機で髪の毛がなびくぐらいの風が来ます。
室内が負圧になっているので、点検口を開けて隙間が出来たら
一気に空気が入ってくるのです。
隣家に囲まれ建物の距離が少ない場合や
山や丘があり、湿度が朝方に降りてくる場合
土地が低く、地面が湿度が高い状態にある場合
の様に、湿度が高くなりそうな条件がある時には
床下にサーキュレーターを付けます。
床下の乾燥はとても重要です。
新築時には、基礎のコンクリートからも水分が出ます。
ま、ここまで考えている人って少ないと思いますけどね。