こんにちは、建築士の前田です。
住宅でよく使われている設備
エアコンについてです。
現在のエアコンは
省エネのタイプが多く、除湿や空気清浄などの
機能もあり、燃料補給の手間もないので
選びやすい空調設備機器です。
エアコンの風が苦手と言う人も多く
床付から60㎝ぐらいまでの温度は
上部に比べて低下してしまいます。
これは空気循環型暖房の宿命ですね。
その場合は
ホットカーペットなどで床面の温度を
あげるとよいでしょう。
使い方にも工夫が必要です。
例えば
朝7時に室温を22度にした場合と
朝4時に16度で暖房を入れて
7時に22度にする場合
前者は12畳用のエアコン
後者は6畳用のエアコン
で能力は足ります。
電気代は後者が安くなります。
イニシャルコストも下がり
高断熱にした事で、その恩恵を長い時間受けられます。
エアコンは10年ぐらいで取り換えになります。
住宅の断熱は取り換えはありません。
しかも快適に過ごせます。
建築時にコストパフォーマンスの良い
断熱計画をすると良いですね。