社長ブログ

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2018.08.30

断熱された外皮は、通気層により外気に開放するのが基本

こんにちは、建築士の前田です。

 

 

日本の気候は四季があり

湿潤と乾燥がくりかえされる特徴があります。

 

 

住宅の断熱をして、外気と室内の寒暖差を

緩和することができます。

 

 

一方で、問題となるのは

温度差による結露

 

 

更に、生活するうえで発生する水蒸気

炊事や洗濯の生活からと人体から出ます。

4人家族で一日数リットルの水蒸気が出ます。

 

 

また、竣工後1年で

住宅材料から数トンの水分が放出されるといいます。

コンクリートや木材からでる水分です。

 

 

これらを室内から排出しないと

表面結露、カビ、内部結露になります。

 

 

さらに、日本は雨の多い国

雨水が壁の劣化などにより

壁体内に侵入する事も考えられます。

 

 

だから、通気層が必要になります。

当社では、胴縁を20mmの厚さにしています。

外壁の取り付け金物を含めて

通気層は25mmの設計です。

 

 

これは、室内の湿度を外部に排出し

雨水が侵入しても

この間を雨水が流れていきます。

 

流れ出る先は、土台水切り

シートと水切りの納まりはコレが正しいです。

両面防水テープでシートを貼りあわせています。

(写真の黒色)

 

 

中古物件の調査に行くと

この土台水切りの納まりが出来ていません。

そういった物件は購入しない方がよいでしょう。

(結構ありますよ)

 

 

ですから、基本的には通気層で

湿度を外気に開放させなければなりません。

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