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風通しの良い家をつくるための窓の工夫とは?

  • 2018.08.27
  • 2分で読めます

こんにちは、建築士の前田です。

 

 

窓の設計で考える事

断熱・採光・日射取得・日射遮蔽

防犯・近隣からの視線・雨仕舞

そして通風

 

 

今回は通風についてお伝えします。

 

 

通風が欲しいからと言って

どこでも窓を付けたらいい訳ではありません。

 

 

例えば、道路面に大きな窓を付ければ

道路からの視線・騒音・砂埃が問題になります。

 

 

それらを考慮して

2面開口を基本とする

吸気と排気の開口部の大きさのバランス

高低差のある窓がとれるか?

 

 

また、季節によって風の向きは違うが

通風を求める季節である冬季以外を考える。

 

 

風のない日もあるので

その場合は、窓の高低差による通風をする

 

 

一般的に低い窓から吸気して

高い窓から排気をする

 

 

また、人の要る近くに小さな窓を設けると

風速が強くなるので通風を感じる事ができます。

 

 

こんな感じです。

 

タテすべり窓については、

開く方向で通風が変わります。

 

 

デザインと通風の両方を

バランスよく考えています。

 

 

窓について考えると奥が深いですね。

 

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