こんにちは、建築士の前田です。
窓ガラスも使い分けが必要です。
地域・方位・回数・庇・階数
外付けブラインドの有無
これらの条件に応じて使い分けします。
日陰の影響をあまり受けない広い敷地の場合
夏期に日射を受ける東西面は、
日射遮蔽をします。
外付けブラインドや日射遮蔽ガラス
北面の窓は、日射取得ガラスを使用します。
日陰の影響を受ける狭い敷地の場合
1階は隣家で日射の影響をうけるので
日射取得型を採用します。
2階は日陰の影響を受けないので
上記と同じ考えです。
窓面積の構成として一般的に
南側 65~70%
東 10~15%
西 10%
北 10%
南面の窓が熱の出入りが大きくなります
庇や外部スクリーンの日射遮蔽をして
日射取得のガラスを選択します。
日射遮蔽の付属部材が設置出来ない場合は
日射遮蔽の窓ガラスにします。
つまり、地域や敷地の状況によって
窓ガラスも設計する必要があるという事です。