社長ブログ

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2018.08.20

夏と冬の対策

こんにちは、建築士の前田です。

 

 

「冬暖かくて、夏涼しい家がほしい」

この要望は皆様お持ちです。

 

 

夏と冬で室内と室外との

外皮熱収支の関係をお伝えします。

 

 

夏は、室内への日射熱の侵入を少なくするため

日射熱が多く入る窓の

日射遮蔽を向上させる事が重要

 

 

室温よりも外気の温度が高いときは

室内に熱を侵入させ無い事

 

 

また、侵入した熱がこもらないように

外気温が低い夜間に排出する開口部が必要です。

 

 

冬は、壁・屋根などの外皮と開口部の

断熱性能を高める

 

 

日射熱取得は出来るだけ多くするように

開口部を大きく計画する

 

 

 

「南に大きな窓を付けると

夏に暑くなるんじゃないの?」

この様な疑問もあるかと思います。

 

 

夏至で南側からに日射が室内に入るのは

窓際から50センチぐらい

 

 

だから、そんなに暑くならない

屋外にシェードをつけたり

60㎝ぐらいの庇をつけたりして

夏の日射は遮蔽できます。

 

 

冬は3mぐらい奥まで日差しが入りますので

日射取得は有利になります。

 

 

また、窓を選択するときに

ガラスの面積も重要になります。

 

 

同じサイズのサッシでも

メーカーによって窓の大きさは変わります。

 

 

ガラス一枚でみると小さな差でも

家全体にするとストーブ何台分にもなります。

 

 

暮らし方にも工夫は必要です。

冬は温まった室温を夜に排出しないように

カーテンやシャッターを使って

断熱の強化をしてください。

 

 

暖房負荷も20%程度まで低減させることが出来ます。

 

 

夏は窓の開閉やブラインドなどによる

日射遮蔽も涼しく暮らす工夫になります。

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