こんにちは、建築士の前田です。
今回お伝えするのは、住まいの省エネ化を図るには?
①外壁、床、天井などの外皮と
開口部(窓)の断熱性を高める。
②冷暖房、給湯、照明、換気などの高効率化と
住まいで必要とする負荷に応じた適切な容量を選択
③「節約」「勿体無い」「我慢」での省エネ化ではなく、
住まい手にコストの負担をもとめず、心地よく暮らせる事
とは言え、
一般の方には何を選択したらいいのか
分からない。
だからと言って、
過剰な設備や断熱やサッシを
採用してしまうとコスト負担になってしまう。
住まい手の価値観、環境、敷地の条件、予算に合わせて
設計することが大切だと思います。
設備機器は必ず更新が必要になります。
それはどんなに高性能なモノでもです。
住宅外皮は後からの性能向上をするのは
コストがかかります。
だから、新築時にしっかりと計画して、
説明をしてもらう必要があるでしょう。
住宅の寿命よりも人の寿命の方が長いのが、
日本住宅の現状です。
これからは、家の寿命も長くする必要があります。
50年後も性能が変わらない、
構造と断熱を考えるチャンスは
「新たな住まいをつくるとき」なのです。