社長ブログ

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2024.05.23

屋根の通気層と棟換気

こんにちは、前田です。

家を長持ちさせるには、通気がとても大切です。愛知県は暑い地域なので屋根の通気はしっかりと住宅会社に確認したい部分にもなります。屋根に当たる太陽光で夏にはかなりの温度になります。通気していないと2階は暑くなるだけではなく、室内の冷房で結露してしまいます。それでは、具体的にどのように通気したらよいのでしょうか?

躯体で換気出来ていない建物が多い

今回は屋根についてのお話になります。太陽光で熱くなった空気は上昇します。そして、屋根の一番高い所から排気されます。それが物理です。だから、一番高い部分から排気できるようになっていないといけないのです。

屋根の「垂木(たるき)」の厚み分が通気層になり、屋根勾配にそって暑くなった空気が上昇します。ちなみに通気層は外壁と屋根がつながっている必要があります。

垂木は合わせないで30mmほど隙間を空けておきます。これにより頂上の空気が横に流れます。

 屋根の棟換気

屋根の頂上から排気するのが棟換気になります。出来上がってからみても分からないです。この換気部材は直下の床面積によってどれくらい必要なのかを計算します。

赤丸の部分に棟換気部材が着いていますね。壁と屋根の空気がここから排気されます。この上に棟瓦を葺きますのでこの部材は観る事が出来ません。小さな隙間なのですが、とても重要な排気になります。

やらなくても分からない部分の工事ですが、永く安心して暮らすには重要な工事になります。このような写真があるのは、私が直接屋根に上って確認をしているって事です。図面指示だけではなく、現場が本当に出来ているのかを確認する事ってとても重要です。もし、出来ていなければ適切に直さないといけないし、場合によっては工事を中断する事だってあります。

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