施工

お家ができるまで~床断熱~ 「ガレージのあるアメリカンハウス」

  • 2024.07.11
  • 3分で読めます

上棟前に土台を敷いて床を張ります

中央の青色が断熱材です。床下に断熱材があるのを床断熱といいます。基礎の立ち上がり部分に断熱材があるのが基礎断熱になります。

お風呂と洗面所は基礎断熱になっています。これはメンテナンスをしやすくするためです。

床断熱・基礎断熱の一般的なメリットとデメリットを1つお伝えします。

工事中の雨やコンクリート中の水分を排出しやすいのは床断熱

工事中にはどうしても雨が降ります。まだ防水工事が終わっていない場合はどうしても雨水が室内に侵入してしまいます。防水工事とは壁や屋根の防水シートが施工されて、窓回りも防水処理がされている状態です。この状態になるまでに、おおよそ2週間ほどかかります。

壁はこのように透湿防水シートが施工された状態になるまでは、床下に雨水が入ります。その場合、床断熱ならば基礎の立ち上がりに水抜き穴を設けているので雨水を出しやすいです。基礎断熱でも水抜き穴は設けますが、断熱の隙間はなかなか乾かない状態が長く続きます。

そして、基礎のコンクリートからも水分が出ます。乾いているように見えて水分が出ています。コンクリートはセメント+水+石+砂が材料になっています。1㎥当たりセメントは約300㎏  水は180ℓぐらいの量になります。(水セメント比60%ぐらいの場合)

基礎のコンクリートは30㎥ぐらい打設しますので、180ℓ×30㎥の水が使用されます。それが一般的なコンクリートになります。その水分が少しずつ排出されてコンクリート強度が上がります。

基礎断熱の場合、水分が抜けないで床下がカビる危険性があります。しっかり設計施工してあればよいですが、なかなか難しくしっかりできる職人と現場監督は少ないです。

床断熱は床下は常に通気してあり、外気と同じ状態になりやすいのでカビの発生は少なくなります。それでも、基礎断熱と同様で職人と監督がしっかりしていないとやっただけになります。

ちなみに、インザホームではお風呂と洗面は基礎断熱にして、そのほかは床断熱にしています。床下は強制的に空気が流れる仕組みになっています。基礎断熱も工事できるってことです。

土台敷、床張りが終わると養生をして上棟材の納品と足場組になります

他にもいろいろなメリットデメリットがあります。それらをよく理解して住宅会社を選んでくださいね。詳しくは無料相談でもお伝えしています。

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