こんにちは、前田です
どこの業界も同じなのかもしれないですが・・・・この住宅業界って正しい情報と間違っている情報が混ざり合っていて、本当のところが分かりにくくなっているように思います。そのまま、ず～と知らないで過ごせたらいいのかもしれないですが、私は本当の事を言ってしまいます。それは、その人が将来に後悔するかもしれないからです。
こんなことがありました。土地を探している方がいて、良い土地を見つけたのでその土地にプランをして予算を組んで土地購入の資料をいくつか作りました。比較している住宅会社も同様に土地を探してプランをしていたようです。その土地は市街化調整区域で旗竿の敷地でした。だから土地価格が安い２００万円ぐらいかな・・・・
市街化調整区域とは、市街化を抑制する区域なので基本的に建物は建てられないです。（基本的なので建築許可などで建てられます）旗竿敷地の竿（通路）部分もコンクリート舗装やフェンスなど必要になりますので、土地価格が安くなっても外構で金額が上がります。
このようなことから、その土地に資産価値があるのか？を考えて私たちは提案しています。そのほかに路線価や都市計画や学区や地域性など色々検討していますが、なかなか伝わらないのが現状です。見た目の土地価格が安い方がお客さんにとって都合がよいのでしょう。住宅会社にとっては将来の事は仕事ではないので気にしなくてもよいのかもしれないです。
その他にも、建物が建てられないような土留めがしてある土地を売りつけられた方とか
住宅ローン審査を受けて、５０００万円ぐらいの予算で家づくりを考えた方がこれからの生活が安心だと話したら、他社では６５００万円貸してくれる評価が出たからそちらの会社で家づくりをすると・・・・返済していけるのか心配です。どうしても自分にとって都合の良い情報を信じてしまい、営業マンの巧みなトークで契約している方もいます。
営業マンは契約するまでのプロです。もう一度、しっかりと考え直してみてください。
家を建てることがゴールではなく、永く幸せに暮らす事が大切だと私は思っています。