トラブルは現場で起きている証拠
家づくりのトラブルのほとんどは現場で起こっています。
どんなに良い設計でも、良い材料を使っても、デザインが良くても
現場が出来ていなければ全く意味が無いです。
インザホームの隣で建てていた現場の構造用合板の写真です。
会社名が印刷してあるのでアップの写真になりますが・・・・
赤丸の釘はめり込んでいます。
左の長丸は釘がありません。
釘はめり込まないように打たなければなりません。
次の日に中間検査でしたが、合格をして次の工程に進んでいました。
この釘のめり込みは当然ながらお客様は知りません。
この写真はインザホームの現場です。
釘のめり込みはありません。
構造用合板の釘については動画でも紹介していますのでご覧ください
こちらは、誰もが知っている大手住宅メーカーの基礎です。
赤丸部分は基礎のベースがありません。
通常は考えられない構造です。
地面の中なのでお施主様は知らないでしょう。
検査の対象にもなりませんので、このまま工事は進んでいました。
台風や地震などの横方向のチカラが加わらなければ問題ないです。
何も起こらなければ家は建っています。
でも、家は、永く住むので何かが起こる可能性は高いです。
特にこの東海地方では地震が心配されています。
これらの会社は、足場のシート看板にこのように描かれています。
「長期優良住宅・耐震等級3」
「地震に強い」「デザイン住宅」
「グッドデザイン賞」
建築業界の闇ですね
営業トークで、住宅性能が評価されてしまうのは、消費者にも責任があります。
まあ、このマニアックなブログを読まれているあなたは心配ないでしょう。
実は重要な現場管理
現場管理をするのは、現場監督です。
監督の仕事は
職人さんが安全に仕事が出来るようにする(安全管理)
品質が良くなるように工事のチェックや指導をする(品質管理)
作業の順番や材料納品などの工程を考える(工程管理)
予算内で工事が出来るように、価格を管理する(原価管理)
この4つが大きな仕事になります。
コレが出来ていないと良い家にはならないです。
例えば、
料理では、良い材料やよく切れる包丁があってもそれを使う料理人で味は変わりますし
料理を運ぶ人の対応でもお客様の味覚は変わります。
それをまとめるマネージャー(監督)が指揮をとります。
切れない包丁は取り換え、厨房は綺麗にして、店舗の照明や音楽も雰囲気よく
料理の価格設定、駐車場の確保、道路から目立つようにする・・・・
現場管理は、経験と知識が必要になりますので、直ぐには出来るようになりません。
職人さんとの関わりが多いので、認められるようにならないと、言う事を聞いてくれません。
現場監督の差は、見えないところに出ます。
構造・断熱・気密などの完成したら見えない部分です。
先にお伝えした欠陥工事も現場監督がしっかり管理していたら防ぐ事が出来ます。
現場に監督が来ていないか、監督の知識が無いか、職人さんに言えないのか・・・・
ありえない工事ですが、コレが現状です。
どんな人が現場を管理しているのかはとても重要です。
インザホームでは、設計をしている1級建築士が全て管理していますので、安心できます。
しかも、ずっと現場監督をしているなかで、良い職人さんだけを選んで家づくりをしています。