それぞれの事情があるが損をする事が多い
家はいつ建てた方がいいのか?
この様な質問はとても多いです。
「2人目の子供が生まれてから建てたいから4年後かな・・・・」
「子供が社会人になってからお金貯めて6年後・・・」
「次の昇給を待ってから」
「アパートの更新が2年後だからそれまでに」
色々な事情があると思います。
しかし、現実を考えると・・・・
数年後に家が安くなる事はありません。
収入が爆発的に上がる事も少ないでしょう。(宝くじが当たるとか)
奇跡を願ってもいいですが、高い確率で損をするでしょう。
家の建て時はいつか?
結論から言います。
家の建て時は、欲しいと思った時です。
その理由をお伝えします。
日本の消費者物価指数です。
3月は3.1%物価が上昇しました。
1月は電気代の高騰があったので4%を超えています。
こっちの方が分かりやすいですね。
特にエネルギー価格が上がると様々な物価は上昇します。
前年の同月比をみるとずっと上昇していますね。
だから、直ぐに建てた方が得になります。
日本は低金利なので、一度あがった物価は下がる事はないでしょう。
住宅価格の目安は?
ネットを観ると住宅の価格は安く表示してあるものもあれば
見た感じに高そうだな・・・と思う住宅もあります。
どれくらいの価格が標準なのだろう?
安いけど、大丈夫かな?
性能良さそうだけど、高額だろうな?
この様に思われるかもしれません。
25年前に家を建てたお父さん・お母さんが言います
「私たちが家を建てた時は2000万円だった。」
先にお伝えした物価上昇率は、日銀は2.0%を目標にしていますので
2.0%で2000万円の貨幣価値が現在どれくらいの金額なのか?
25年前 2000万円
24年前 2040万円
23年前 2080万円
22年前 2122万円
現在は、32,960,705円 約3300万円になります。
これに消費税が10%(ちなみに25年前(1997年から)は5%です)
25年前 2100万円(消費税5%)
現在 3630万円(消費税10%)
これが物価上昇を含めた同等の価値になります。
もちろん、現在の方が建築技術が高いので性能は高く快適に暮らす事が出来ます。
それを考えるとお買い得なのかもしれません。
どれくらいのレベルの家がいいの?
ココからお伝えするのはこの予算で出来るインザホームの家です。
耐震等級3 (全棟を構造計算して長期優良住宅にしています)
UA値 0.46程度(予算に合わせて性能を上げられます)
C値 0.1~0.3(全棟測定の高気密住宅です。家全体で40㎠ぐらいの隙間しかないです)
間取りやデザインは自由です。
収納の設計もしています。
ほとんどの施工事例がこれぐらいの価格帯で建てています。(35坪ぐらい)
家が大きくなったり、高価な設備や材料が採用されれば金額は上がります。
逆に設備や材料を見直すと金額は下がります。
性能は下げられません。
30歳で家を建てて、90歳までその家で暮らす60年間住み続けられる家にしています。
地震や台風に耐えられる家にしなければなりません。
家が結露で腐っては永く暮らせません
25年前、2000万円ぐらい価値で現在のインザホームではここまで出来ます。
安く家を購入しても、家が倒壊したり
結露でカビが生えたり
電気代が高額になったり
寒くて病気になったり
そうなると家を安く購入した差額分以上に出費をしてしまいます。
更に家を修理しようとすると、その修理費も値上がりしています。
60年以上暮らす事を考えると、高レベルの住宅の方が生涯の出費は安くなります。
安い家ってどうなの?
住宅価格を安く表示しているケースがあります。
本体価格2200万円とあると安く家が手に入ると思って見学や相談に行きます。
来場してもらえたら営業力でなんとかします。
「地震に強いですよ。」「冬は温かく、夏は涼しいですよ。」「●●空調で快適ですよ」
どこの会社も良い家をアピールしますが、その根拠までは言ってくれません。
そもそも本体価格はどこまで含まれているのか?は決まりはありません。
おおよそですが総工事費の70%ぐらいです。
2200万円の本体価格は実際には3142万円+314万円=3456万円になります。
目安ですので、これよりも金額はあがるでしょう。
そうなると、先にお伝えした物価指数から判断した価格と同じぐらいになります。
住宅会社を選ぶ
住宅会社を選ぶ判断基準を価格にすると大変な事になります。
注文住宅での適正価格は3000~3300万円+消費税です。
性能は、
構造 耐震等級3
断熱 UA値0.46以下(HEAT20 G2程度)
気密 C値0.3未満
メンテナンス費や光熱費などのランニングコストを考える事
これらが出来ている事が前提で、間取りやデザインになります。