なぜ床断熱で床下吸気を採用しているの?
インザホームでは床断熱で床下吸気を採用しています。
この仕様は特別な事ではなく
どこの住宅会社でも施工可能です。
住宅の1次エネルギー計算をする場合でも床下吸気の項目があるぐらい一般的です。
床下全体を換気する
土台の下に基礎パッキンを敷きます。
基礎があっても床下の空気は流れている状態です。
基礎パッキンはコレ
写真は気密パッキンです。
お風呂や玄関は通気してはいけません。
断熱材をはめ込んで、この上に床板を張ります。
この断熱の下である床下は外部になります。
床下を換気しないとカビの危険
ネットで拾ってきた画像です。
床下にカビが出ています。
これは、床下が換気されていないからです。
コンクリート中には水分があります。
その水分は数年かけて徐々に出ていきますが
出る場所がないとカビが発生します。
特に基礎断熱の場合に注意が必要になります。
湿度があるところにはシロアリも寄ってきます。
床下を換気する場合にはこの様なリスクは少なくなります。
床下吸気をすると省エネになる
そして、床下吸気から吸気をすると
省エネになります。
真冬の床下温度は外気温が0度の場合でも13~15度
真夏の床下温度は外気温が38度の場合でも28~30度
これは、地面を建物が断熱していて、基礎のコンクリートが蓄熱しているから
床下を通った空気が温められる訳です。
床下吸気をする条件
ただし、気密性能が良くないとダメです。
C値0.3は欲しいですね
メリットをまとめます。
床下のカビとシロアリ対策が出来る
吸気で省エネになる
床下吸気について動画でお伝えしています。