どんな職業もそこで働く人の給料が発生します。
それは雇用している期間は固定費として仕事が無くても払われます。
もちろん、家づくりの場合でも同様で
あなたが支払ったお金の100%が家に使われる訳ではなく
従業員の給与やガソリン代や通信費や事務所費や保険費・・・など
必要になります。
私たちの給与はここ30年間、あまり上がっていません。
ちなみに昨年度の日本の昇給率は1.68%
中国が5.9% 韓国が4.0% アメリカが3.5%
初任給20万円だった場合、毎年2%の昇給があったら
10年後で24万円ぐらいです。
賞与や手当を除くと48万円ぐらいの収入UPになる訳です。
では、住宅価格はどうかというと
毎年、材料費や人権費が上がります。
皆さんの給与が2%上がるのと同じように
家の価格も2%上がらないと
家づくりに関わる業界の人たちは昇給しない事になります。
それは、現実的にはあり得ない事なので
住宅価格も同様に2%以上は上がります。
多くの材料は海外から輸入されています。
海外の昇給率が4%なら差額の2%は材料費として
住宅価格に上乗せされるのが普通です。
毎年値上がりして、一度あがった価格は下がる事はありません。
だから、良い家に永く住む事を考えた方が良いと思います。
20年で朽ちていく家なら、20年後の価格で家を建て直す事になります。
もし、迷っているなら早く家を建てた方が良いです。