こんにちは、前田です。
前のブログ4つは
難しい敷地で建てた家についてお伝えしました。
まだ、他にも事例はあります。
どうして
難しい敷地での設計依頼が多いのでしょうか?
多くの方は何社か住宅会社で設計をしてもらっています。
その設計で何となく疑問に思ったのでしょう・・・。
土留めの擁壁を基礎にして
家を建てる設計をしている会社もありました。
さすがに素人レベルのプランで笑えてしまいましたが・・・・
でも、お客様にとっては
住宅会社が言っているので、それが営業マンの
なんちゃってプランでも正しくなる訳です。
こうなっても住宅会社は責任もってくれません。
もう一つのパターンは
土地を所有している、親から土地がもらえた
この場合は土地を選ぶ事が出来ないので
与えられた条件で設計する必要があります。
せっかく頂いた土地なので
良い家にしたいし
土地分のローンを節約もしたくなります。
まあ、どちらにしても
造成と家を合わせて考えるのが難しいのです。
タイトルのどうして設計できるのか?ですが
設計している私が、現場監督をしていて
実際に色々な工事にこれまで関わってきたからです。
設計の人が現場までやっているのは
とても珍しい事です。
サラリーマン時代には色々な設計事務所とも
お仕事してきましたが
高さに関する設計がしっかり出来ている
設計事務所はいませんでした。
平らにみえる敷地でも
排水や水はけなどの高低差を考えないといけません。
分譲地のような区画された土地なら
それ程、問題になりません。
敷地の高低差やカタチが悪かったり
色々なデメリットな事情があるかもしれませんが
諦めないでください。
その特徴を活かして設計できる可能性はあります。