こんにちは、前田です。
いつも現場の情報が多いので
たまには設計のお話もしようかと思います。
設計するときには必ず敷地を観に行きます。
その時に観るのは、周りの環境と高さです。
プランは平面的に考えても上手くいきません。
例えばこの敷地
更地でプランしやすそうですが
道路の高低差が90㎝あります。
敷地は道路から60㎝下がっています。
こうなると開発許可が必要になります。
愛知県の検査を受ける工事になります。
この高低差を無くす造成工事と
高低差を活かす家のプラン
この両方を考える必要があります。
そして、周りの環境も活かす。
完成はこうなります。
お家は、真南を向いていますので
夏の日射は入ってきません。
冬の日射は良く入ります。
もし、道路と平行にプランしたら
夏の西日に苦しむ事になります。
そして、高低差を活かしています。
道路より敷地が低い場合、
水はけの心配があります。
だから、道路よりも敷地は上がっていないといけないのです。
今回の敷地は道路の一番高い部分よりも少し上げています。
だからアプローチ部分では90㎝ぐらいの高低差があります。
家の周りは水はけがよく
丘の上に家が建っているようにも見えます。
このあたりの高低差の設計は
なかなか一般の方は難しいと思います。
プロでも難しいですからね。
建築前の敷地と完成の写真を見比べるの好きなんです。
こういったプランも無料設計でお伝えしています。
お気軽にお問い合わせください。
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