こんにちは前田です。
敷地に高低差が2m以上あると崖条例で
建築面積が制限されます。
この敷地は崖条例です。
しかも、道路からの高低差が1mあるので
平均地盤面も上がり、道路斜線で高さも制限されて
崖条例で山の高さの2倍まで建物を離さなければならないので
建築面積はかなり制限されます。
そして、このまま建築すると
どんなに地震に強い家でも
山が崩れてきたら家も倒壊してしまうので
造成工事が必要でした。
結構な鉄筋量です。
よくコンクリートブロックで土留めしている
造成地がありますが、ブロックになると鉄筋のピッチが400mmになります。
この鉄筋は100㎜ピッチでダブルで入っています。
鉄筋量としては8倍以上です。
それだけ土って重いのです。
土地を選ぶ時はコンクリートブロックで土留めしてあったら
注意が必要ですね。
これだけ広いのに建築面積は13坪になります。
だから3階建て
しかも高さ制限があり、地盤の高低差もある
なかなかの難易度の設計になりました。