こんにちは、前田です。
高気密住宅って言いながら
気密測定してない会社って多いんですよね。
この業界は言ったモノ勝ちです。
無知でも営業トークで何とでもなります。
「こんなものですよ」と言われたら
はじめて家づくりをされる方は、そう思ってしまいますね。
で、今回は気密の話です。
統計はありませんが、気密測定屋さんに聞いたら
第三者機関で測定しているのは、愛知県の場合は新築で1割ぐらいだと言っていました。
ちなみに寒い地域では6割ぐらいだとか。
自社で測定している会社もあると思いますが、
それでも少数だと思います。
じゃ、高気密住宅って言っている会社は1割しかいないのか?
もっとありますよね。
不思議な業界です。
ちなみにインザホームでは全棟の気密測定を第三者がやっています。
インザホームの気密測定の平均は0.2~0.3ぐらいです。
これは、家のカタチや窓の大きさ形状によって変わります。
しっかり気密取りたい場合はC値0.11も出しています。
業界ではC値1.0を切りましょうと言っていますが
気密数値の義務化はありませんので、測定もしないし
たぶん高気密だろうって感じで売っている事が多いです。
1.0が切れたら次は、0.5を目標にしましょうね・・・
0.5切ったら換気も計画的に出来るし性能もあがります。
0.5でしたら、特別に窓や壁などの仕様は制限されません。
ちょっとした材料と手間だけで出来ます。
C値0.5ぐらいなら
15~20万円で出来ると思います。
(余った材料を使いまわしているので正確には分かりません)
測定は5~6万円ぐらいです。
すごい材料や工法でなくても高気密出来ます。
ただし、技術と工事管理が重要になります。
気密工事をしないで測定するとC値は2.0ぐらいになるそうです。
インザホームの10倍の隙間って事です。
もし、住宅会社に技術があればこれくらいの金額で高気密になります。
結露対策にもなるし、計画換気も出来る
つまり、冷暖房効率があがり、快適な空間が出来る
60年家が耐久すると考えると、決して高額ではないと思います。
病気にならない住空間があるので、医療費で元がとれます。
是非、気密測定をしている会社で
あなたの家の気密を測ってもらってください。
そして、C値0.5以下にする事を条件に契約してください。
0.5なら難しくないです。