こんにちは、前田です。
鉄筋には「かぶり厚」と言うのがあります。
部位によってその厚みは変わります。
で、かぶり厚とは?
鉄筋の外側からコンクリート面までの距離です。
土に接する部分のかぶり厚は60mm以上になっています。
インザホームでは70mmです。
下にプラスティック板があり
ブロックがめり込まないようにしています。
めり込んだらかぶり厚が少なくなりますので
こういった細かい配慮があると良いですね。
そもそもなぜ「かぶり厚」が必要なのか?
鉄筋が錆びないようにしたいからです。
基礎は鉄筋コンクリート造です。
コンクリートは圧縮力
鉄筋は引張力
それぞれに力を発揮しています。
もし、鉄筋が錆びたらどうなるのか?
鉄筋は膨張してコンクリートが剥がれます。
こうなります。
しかも土の中なので、どうなっているのか分かりません。
構造計算しても工事がしっかり出来なければ意味が無いですよ。