こんにちは、前田です。
換気と聞くと、室内の換気をイメージされる事が多いです。
今回、お伝えするのは壁の中の換気についてです。
壁の中を換気しないとどうなるのか?
4人家族が普通に生活すると1日9リットルの水分が発生すると言われています。
吐く息やお風呂やキッチンなどから出る湿度ですね。
この湿度は壁の中に留まると温度差で壁内結露になります。
そうなると、カビが発生します。
そうならない為には、
壁の外側をしっかりと換気する必要があります。
そして、ほとんどの会社がやっていないのが
バスコニーの手摺・床や袖壁などの
断熱材が入っていない壁の中の換気です。
ここも結露する可能性があります。
これは袖壁です。
バルコニーの床です。
この様な場所は空気が対流しないので、
結露したら出る場所がありません。
結露は、湿度が高ければ温度差でも発生します。
空気の対流は人間でいえば、血液の流れです。
血液が良く流れていれば健康的です。
家の耐久性を上げるには重要です!!
住宅会社を選ぶ時には、このような結露対策についても
質問してみてください。
では、この結露対策はいくらで出来るのか?
ちょっとした部材と大工さんの手間だけですので
10万円ぐらいです。