こんにちは、前田です。
会社によって住宅の仕様は違います。
そして、金額も違います。
この金額の違いって何だと思います?
それは、目に見えない部分が価格の差になります。
例えば構造
右の家の方が安く建てる事ができます。
(どちらの家も熊本震災の震源地である益子町の家です)
耐震等級3になれば、構造計算も必要ですし
構造材や大工手間も上がります。
耐震等級3相当の方が安くできます。
でも「相当」って決まりが無いので、右の家でも通ります。
これって、大きな地震が起こってから分かる事です。
で、有事の際はどうなるのか・・・・
建替えになります。
断熱についても見えません。
断熱等級4のU値は0.87です。(数値が小さい方が性能が良いです)
これが最高の等級ですが、残念ながら寒い家です。
断熱はしっかりと計算して地域にあった設計をします。
断熱が厚くなれば、金額は上がりますし
計算をしてら手間がかかります。
気密についても同様です。
気密測定をしなければ金額は下がります。
だけど、どれくらいの気密があるのかは測定しないと分かりません。
気密についても決まりはありません。
昔はありました、本州はC値=5.0 北海道はC値=2.0
数値が小さい方が性能が良いです。
だから、C値5.0を切ったら高気密住宅と言う会社もあります。
コレくらいのレベルなら何もしなくても出る数値です。
気密工事をやっている会社でも1.0を切るのが難しいようです。
そもそも測定してませんからね。
ちなみにインザホームはC値0.2ぐらいです。
その分の気密部材や大工手間は掛かりますが高気密住宅になります。
お金掛けても出来ない会社が多いです。
気密を取らないと結露します。
その結果、断熱性能が落ちてさらなる結露
そして、壁にカビが生えます。
建替えるつもりなら安くてもいいです。
でも、結果高額になります。
だったら、あと100万円~200万円追加して
しっかりした家を最初から建てた方がよいのでは?と私は思います。
安かったはずなのに高額にならないように!!