こんにちは、前田です。
軒の無い家はこんな感じ
軒のある家はこんな感じ
良くみる外観ですね。
軒無しの家はスタイルが良く最近は人気があるようです。
建築家が建てる家みたいなデザイン系で良く採用されます。
街中でも軒無しの家を見かけることがありますが
軒換気がしていない家が結構あります。
屋根面で結露して腐ってしまいます。
築1年でもこうなりますよ。
デザインだけでは家は建ちません。
性能に関わる事もしっかりと設計施工していかないといけません。
結露だけではなく、軒が無いので雨漏れのリスクもあります。
できれば、軒のある家をお勧めします。
インザホームでも軒無しをすることがあります。
それは高さ制限で、道路斜線から出るなどの法律的な事で軒無しにしています。
どうやって納めるかと言うと・・・・
採用する部材によって違いますが、イメージではこうなります。
で、実際のインザホームの現場ではこうなります。
黒い部分が換気部材になります。
下側に穴が空いているのが分かります。
外壁を張るとスリット部分のみが見えます。
ここに破風を被せていきます。
外壁の通気層と連続しています。
防水紙も出来るだけ上に立ち上げていて
通気部材は、雨水が入りにくい構造になっています。
こういった細かい納まりを設計すると家の耐久性があがります。