こんにちは、前田です。
断熱性能は「U値」で計算できますが、それって計算でしかありません。
設計通りの性能を出す為には、現場の管理が必要になります。
例えば、建前の時
外部に面する部分にボルトがあります。
そのボルトは金属なので熱伝導率が高いので断熱処理をします。
時間がたつと膨れてきます。
これでボルトは断熱材で包まれて冷えにくくなります。
つまり、結露のリスクが低くなる訳です。
その他には断熱を貫通するダクトや配管の気密処理もあります。
せっかく性能の良い断熱材を使用しても気密が悪ければ結露します。
断熱の計算をするときには、気密性能は関係ありません。
全部出来ているから住宅の性能が良くなるのです。
現場ってとても重要です。