こんにちは、前田です。
断熱についてです。
HEAT20 と言う基準があります。
U値 で断熱性能を表現しますが
U値とは、外壁や床や窓や屋根から熱損失する値です。
数値が小さい方が性能が良くなります。
長期優良住宅での断熱等級4ではU値=0.87ですがこの断熱ではペラペラです。
HEAT20 G1 のU値=0.56
G2 のU値=0.46
熱が損失する場所は窓です。
窓の種類を変えると性能が上がります。
アルミと樹脂のハイブリッド窓で計算すると U値=0.5ぐらいになります。
樹脂サッシで計算すると U値=0.4ぐらいになります。
後はガラスを3枚にしたり、ガス種類で数値は上がりますが
その分、予算は上がります。
窓以外の部分はそのままで、性能はかなり上がります。
予算に合わせて窓の種類を決める事ができます。
それでも、最低限の数値としてはU値=0.5ぐらいにしています。
この性能があれば、愛知県では各階に1台のエアコンで家中が温かく
室温は20度以上になります。(冬の場合)
健康的に暮らすには、室温はとても重要です。
自分で計算しているから、色々な仕様が出来ます。
もちろん、断熱の厚みも変更することが出来ますが、
地域に合った断熱仕様で良いと思います。
全体の性能と暮らしやすさやデザインのバランを取らないと
予算ばかり膨れてしまいます。