こんにちは、前田です。
地域によって色々な土地があります。
パット見では普通に家が建つでしょって思っても
実は、様々な手続きが必要な場合や
大きな造成が必要だったり
法律で制限されたり
と一筋縄ではいかない事が結構あります。
インザホームが特に多いのかもしれませんね。
普通に設計できない土地での建築依頼が結構多いです。
他社で設計が出来なくて、ご依頼いただくケースもありますから。
で、いくつか事例をお伝え出来たらなって記事にしました。
まず、造成地で擁壁がある場合
(擁壁とは土留めの壁です。)
擁壁の工事をする為に地面を掘るのですが
その部分は埋めた土になり、地盤が緩い事があります。
擁壁のすぐ近くに建物を配置すると
擁壁にも荷重が掛かったり、
擁壁のベース(底盤)部分は地盤の改良が出来なかったりと
検討が必要になります。
また、擁壁もこのように横にヒビみたいなものが入っている事があります。
これって、「昼飯クラック」って言います。
高さのある擁壁は一度にコンクリートを流し込むと
型枠が破裂してしまいます。
だから中間で一度止めるのですが、
その時に何かの都合で生コン車の周りが遅かったり
すごく気温が高かったり
などで、時間を空けすぎてコンクリートが固まってしまったのです。
施工的には良くない事です。
土地選びの時の参考にしてくださいね。