こんにちは、前田です。
前回の続きです。
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④窓ガラスを考える
住宅の場合、窓からの熱の出入りが一番多いです。
愛知県の場合、壁や床の断熱を100mmから200mmに厚くするよりも
窓ガラスの仕様変更をした方がコスパは良いです。
LOW-Eガラスを採用してください。
色々なガラスがあります。
今では、ペアガラスは普通です。
ガラスの間にガスを入れると熱損失が少なくなります。
また、トリプルガラスもあります。
東西北面は、断熱ガラスをいれて
南面は冬の日射を取り入れるようにして
夏の日射を遮蔽するスクリーンやカーテンや庇・下屋を設計する
この様に、複合的に考えて設計をします。
⑤屋根の断熱を厚くする
愛知県は、温暖な地域です。
もし予算が断熱に回せるのなら屋根の断熱を暑くしてください。
夏の日射は屋根に多く当たります。
壁の断熱を厚くするよりも屋根の断熱を厚くした方がコスパは良いです。
その他にも
カーテンを断熱性能の高いものにしたり
植栽で日射を遮ったり
と敷地や予算に合わせて対策ができます。