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2020.07.21

床断熱と基礎断熱の違い その3

こんにちは、前田です。

 

今回は、床断熱についてです。

インザホームでは床断熱を採用しています。

 

 

床断熱とは、床のすぐ下に断熱材が張ってある工法です。

コレです。

 

 

一般的に言われるデメリットは

気密が取りにくい事です。

 

気密工事をする面積が広くなりますから、難しい訳です。

でも

インザホームでは気密しっかりとれています。

C値0.2です。

床断熱でこの数値はなかなか出ませんが

通常でも0.3~0.4ぐらい出しています。

それでも難しいです。

 

 

だから、C値1.0ぐらいの気密が取れるのであれば

床断熱は有りだと思います。

 

 

では、インザホームが床断熱を採用する理由についてです。

今回は2つお伝えします。

 

①床下から吸気して省エネにしたい

床下って冬でも温かいのです。

地面の熱を基礎のコンクリートが蓄熱してくれます。

 

 

床下空間に空気を通して、それを吸気として使えば

かなりの省エネになります。

真冬で外気温が0度だとしても、床下は15度ぐらいです。

室温が22度だとしたら7度温めるだけでよいのです。

その為には床下を通気する必要があるのです。

 

 

②シロアリ・カビ対策のため

前のブログでもお伝えしましたが

コンクリートからは水分が出ます。

特に新築間もないころは沢山出ます。

 

 

シロアリって湿度に寄ってきます。

カビも湿度があると発生します。

 

 

だから床下の通気は重要になります。

インザホームでは、床下通気をしていますが

住宅街で隣家に3方囲まれている場合などは

床下にサーキュレーターを入れます。

それぐらい床下の湿度についてはしっかり対策しないと

カビやシロアリの被害にあいます。

 

 

どっちが良いって事はありません。

住宅会社の考え方や

設計・施工の技術力によります。

 

 

住宅会社選びの時に質問してみるといいと思います。

 

前のブログでは基礎断熱についてお伝えしています。

基礎断熱について その1

基礎断熱について その2

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