こんにちは、前田です。
今回は、お金の話です。
何かを購入しようと決めた時
大体の予算を決めます。
それが既製品ならネットで価格を調べる事で予算が分かります。
例えば車なら排気量やメーカーや装備・・・・で金額が分かります。
同じ車で同じ仕様なら
誰もが少しでも安く購入したいと思うはずです。
では、住宅ならどうなのでしょうか?
残念ながら同じ仕様ってあまり存在しません。
設備が違ったり
オリジナルのドアだったり
断熱材の種類が違ったり
間取りが違ったり
色々違うのです。
見た目が同じでも中身が違う事もあります。
気密性・断熱性・耐震性
見た目がクラウンでも中身が軽自動車の性能って場合もあります。
燃費が軽自動車ならいいですけどね。
誰もが良いモノを安く手に入れたいと思っています。
私も同じです。
だけど、家の場合は話が違うのです。
人の手が多くかかる住宅だから、どのようにも出来てしまいます。
同じ大きさの家が2000万円で出来る住宅会社と
2200万円かかる住宅会社があれば
「じゃ、安い方にしよう」ってなるかもしれませんが
内容を観て欲しい。
もし、200万円高いとしても、耐震性があり、省エネな仕様であれば
その差額って15年もあれば元がとれます。
で、家の耐久年数は何年で考えていますか?
30歳で建てて90歳までの60年で考えると
最初にしっかりと性能の良い家にしておく必要があると思います。
50歳で建替えるつもりならいいですけど、
その場合はもはやローコストではありません。
クラウンはそれなりのお値段がしますが
軽自動車の金額まで値引きしてとは言わないはずです。
でも、住宅なら言うんですよね。
もし、安い家を買うのなら毎月の水道代やメンテナンス代
電気代、地震保険、火災保険、機器の取り換え費が大きくなります。
そして、室温が20度を下回るような家だと
健康被害がでて医療費も掛かります。
だったら200万円違っても健康的に暮らせる家にした方が
ご家族にとってもメリットが大きいと思います。