こんにちは、前田です。
建築基準法っていうのがあります。
大規模な地震に耐えられるように構造強度に決まりがあります。
建物は生命・財産・健康を守らないといけないからです。
覚えておいていただきたいのは
大規模な地震に耐えられるのは1回だけです。
余震や2回目の地震には耐えられません。
熊本の地震では2回目の地震で倒壊している建物が多かったです。
建築基準法では、傾いていても逃げられる時間があればいい訳です。
だから、構造計算して耐震等級3にして欲しいです。
熊本の地震でも残っている建物は耐震等級3です。
では、構造計算してあるのか?を見分ける方法をお伝えします。
ネットから適当に選んだ写真です。
まずは、計算していない基礎鉄筋
綺麗に配筋されていますが、構造ブロックは考えられていません。
かぶり厚の解説をしていますが、そもそもの配筋量が足りません。
これらの基礎仕様はローコスト系が多いです。
インザホームの基礎鉄筋の写真です。
明らかに鉄筋量が違いますよね。
地中梁があって、構造ブロックが形成されています。
全然違いますよね。
これって、間取りを考える時から構造がきまってしまいます。
住宅会社を選ぶときに基礎鉄筋の写真を見せてもらってください。
「ベタ基礎だから地震に強いので大丈夫!」って言う言葉に騙されないで
ネットから拾ってきた写真もベタ基礎です。
ネットの写真も半分以上は計算されていません。
気を付けて下さい。
どっちの基礎が良いのかはお分かりですよね。
安くても構造が成り立っていない家では
もし地震が来たらハイコストになってしまいます。