こんにちは、前田です。
今日は、気密測定でした。
気密って設計できないので現場測定でのみ数値が出ます。
もし、営業マンが「高気密」って言ったら
その証拠をみせてもらってくださいね。
2002年までは気密の基準がありました。
この地域ではC値(気密の数値です)=5.0
これって、1m×1mに4.5~5.4㎠の隙間があるよって事です。
つまり、5.0を切ったら高気密住宅って乱暴な判断
北海道でも基準が2.0でしたから、それを切ったら北海道仕様なんて・・・・
これがどれくらいの数値なのか分からないですよね。
でもね、これから上げる写真をみたら分かりますよ。
気密ってこうやって空気抜いて測定します。
測定は工事中にします。
完成してからの測定だと、隙間があった時に補修が出来ないからです。
完成してからの方が数値はあがりますけどね。
機械で測定して、隙間が分かります。
プリントしたものがコレ
家全体で37㎠の隙間
C値=0.27(JIS表記では0.3になります)
家全体で6㎝角ぐらいの隙間なんです。
そのほとんどは、引き違いのサッシだと思います。
もし、C値が2.0だとしたら
この家の場合、隙間の面積は275㎠になります。
これでも高気密住宅っていっている会社があります。
あなたならどっちの気密がいいですか?
そもそも、気密測定やってない会社がおおいですけどね。
暖気が逃げにくい、結露しにくい家は省エネになります。
家も長持ちします。
人も健康になります。