こんにちは、建築士の前田です。
日本人の寿命は90歳になろうとしています。
でも、住宅の寿命はそんなに長くないのです。
日本の住宅寿命は26年と言われています。
では、その寿命として試算してみましょう。
35歳で家を建てたとして90歳までの寿命
55年間で考えてみます。
まあ、実際は2回も家を
建て替える事はしないですが・・・
しっかりと建ててない家は
メンテナンスや補強などに
それなりのお金がかかります。
そして、断熱性能が低い家では
光熱費がランニングコストとして
55年間かかってきます。
家としての基本性能は
後からやり直すととてもお金がかかります。
例えば、断熱工事では壁を全部めくって
断熱材を入れないといけません。
65歳で家を建てる事を決断するのは
収入も少なくなるので、
あまり現実的じゃないでしょう。
つまり、最初にお金を掛けてでも
しっかりとした構造で
しっかりとした断熱で
家を建てたほうが55年間で考えた場合
何千万円も得をするのです。
特に光熱費は毎月の家計に影響します